おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。

冬場は激温ソックスや防寒ソックスを履いているのですが、結局蒸れて全部激寒ソックスになってしまっている事に気付きました。

※結果、普通のソックスが1番良い。

さて。今日はちょっと悲しいお話になりますが、ポジティブに考えると良いお話だったりします。

【BYKING】で展開している商品は【BYKINGclassic】の手縫いとは違い、ほとんどがミシンで縫製をしています。商売を営んでいる方は皆さん同じだと思いますが、最近の度重なる材料の値上げに頭を悩ませている事と思います。うちも例外ではなくて、お世話になっている業者様からの連絡があったと思ったら『価格改定のお知らせ』だったりします。

※当然理解せざるを得ない状況ですので「お互いこれからも頑張りましょう！」と言う結果に落ち着く。

ただ愚痴を言うだけなら誰でも出来ると思うので、『今、何が出来るかを考える』と言う事に大半の人は頭を働かせていると思います。僕は『革』を素材として革小物を制作して販売をしていますが、何も『革だけ』でモノ作りをする必要は無いなぁと思って【革+α】で何か出来ないかなぁと悩んでいました。そこで革と相性の良い生地『canvas（帆布）』を組み合わせて商品展開しようかなと思い早速取り掛かりました。

ここからが今日のblogの本題です。

canvasと革を使って近々トートバッグを出そうかなと思っているんですが、さすがにパッと思ってパッと商品を作ってパッと展開する事は難しかったりします。

※どんなトートバッグにするのかや型紙の製作、サンプルの製作、見直し、そして本番。ざっくりとこんな具合に流れがあります。

この部分が意外と大変でそれなりに月日を要します。そしてある程度形が決まって型紙も製作した段階で1度サンプルを作ります。ここで事件が発生します。

ズバリ言うわよ！　→  もう死語ですね。

ミシンちゃんの調子がいきなり悪くなりました。「なんでこのタイミングで？」

そうなんです。もうほとんどの方はご理解いただけると思いますが、こう言ったタイミングで色々な予期せぬ事が起こるんです。僕も過去にそれなりに経験して来ました。新しい事に挑戦しようとすると何か起こる事はもちろん想定内です。

「はいはい。そうだよね。今回はミシンね。」

「こう言う時はとりあえず冷静になってゆっくり原因を探る。」

1度電源を切ります。そして思い当たる部分を１つずつチェックします。

「ん？」

何やら発見した僕。

「下糸が釜に挟まってるやん。」

「よし。ゆっくりプーリーを回しながら糸を取り除けば大丈夫。」

ガガッ！！！！ギッ！！

「！！んん？？」

いきなりプーリーが完全に回らなくなりました。

「おいおい！何？今の音？」

「何かおかしい。」

※この時点で完全に想定外でございます。

「これ以上触ると取り返しのつかない事になりそうやな。とりあえず業者に電話しよう。」

トゥルルルル…トゥルルルル……

業者さん…「明けましておめでとうございます。どうされました？」

僕…「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。下糸が噛んじゃって直そうと思ってプーリーを手で回したらいきなり回らなくなりました。ちょっとこれ以上触ると取り返しのつかない事になりそうなので観に来てもらえませんか？」

業者さん…「なるほど、分かりました。来週のどこかで行きますね。また連絡します。」

僕…「ありがとうございます。お願いします。」

※だいたいの会話です。ホントは9割ぐらい世間話です。笑

今日のblogも少し長くなりそうなので前編・後編に分けさせて下さい。

いつもごめんね。笑

アトリエからは以上です。

じゃーね。