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2022/12/09 21:27

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。


スーパーファミコンの『スーパーマリオワールド』が無性にやりたくなる時がたまにある原田です。


さて、今日は革のお話をさせてください。おそらく多くの方が「革と言えば?」と言う質問に対してイメージする物と言えば、「こんがり焼けて色が変わる革」をご想像するかと思いますが、今日はまさにその「こんがり焼けて色が変わる革」=「ヌメ革」のお話です。

こちらがその「ヌメ革」になります。




ヌメ革と言っても呼び名は他にもサドルレザーと呼ばれたりする事もあります。

ヌメ革とサドルレザーの違いは明確な定義なる物は無い。

いわゆる植物タンニンでなめされた革の事を指しますが、このヌメ革の良い所の1つとして「経年変化」があります。使えば使うほど色味に変化が出てきてどんどん「自分色」に育つんですね。日に焼けたり、使うたびに手の脂によって変化が出てきたりします。

さて、今日はこのヌメ革で出来た革小物などを使う前にやっておいた方が良いオススメの工程をご紹介させてください。

まず、使う前の色味の状態は画像を見ていただけると分かると思いますが、ほとんど白に近いうす〜いピンクのような色味をしています。この状態からどんどん深みが増していくんですが、使い始めは非常に汚れが付きやすく、デニムのインディゴなども色移りしたりします。なので、実際に使う前に1つだけやっておいた方が良いよと言える工程があります。それは

45日、日光浴をさせてあげる。』です。

物にもよると思いますが、表も裏もさせてあげる事をオススメします。日の当たる窓辺に置いておくだけでも全然OKです。おそらく肉眼で分かるぐらいにこんがりと色味が変わります。革に浸透している油分が表に滲んでくるのでコーティングのような役割をしてくれます。それから実際に使用し始めると汚れも付きにくくなるのでオススメです。

全く汚れが付かない訳ではありません。

とは言え、人それぞれの使い方もあると思いますので、あくまで一つの参考として頭の片隅にでも置いていただけると嬉しいです。ヌメ革は使う人それぞれに対して千差万別。ひとりヒトリ違う経年変化をする皮革ですのでそこも愉しみの1つかなと思います。

23年使うとこんなに変わるよ!



画像のウォレットは旧モデルのウォレットになります。


ヌメ革を愛するそれぞれご自慢の相棒を持って、ぜひアトリエに遊びにきてくださいね。

サンプル提供求む!!笑


今日は久しぶりにLeatherSmithらしいblogになったなと勝手に思っております。

それでは!アトリエからは原田がお届けしました。

じゃーね。