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2022/11/10 20:09

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。


アカウントIDやらパスワードやらありすぎて、毎回「パスワードをお忘れの方はこちら」のボタンを押してる原田です。

分かる!と思う方も大勢いらっしゃると勝手に思っております。


さて、今日は革職人あるあるの1つだと思いますが、『道具のお手入れ』についてお話させてください。

我々LeatherSmith(革職人)は商品を作る時に道具を使うのですが、その中でも『革包丁』は必需品でございます。


主に革を裁断する時に使う道具ですが、使い方によってはさまざまな使い方が出来たりします。しかしながら革包丁は料理人が使う包丁と同じで、使えば使うほど切れ味が悪くなっていきます。つまり定期的に『研ぎ』が必要になってくる訳です。僕の場合は毎日と言って良いほど革包丁を使用しているので、研ぐ頻度はそれなりに多い方かなと思いますが、あくまで切れ味も感覚で測っている部分も多いので1ヶ月に一回研ぐとか2週間に1回研ぐとか決まったルーティーンで研いでる訳ではございません。もうそろそろかな?と感覚で研いでます。もちろん常に切れ味がスパンスパンの状態がベストではありますが、素材(革)の種類や厚みによっては少しだけ切れ味が落ちている状態の革包丁が良かったりする事もしばしばあったりします。

かなり切れ味の悪い包丁は逆に危ない。

カッターみたいに切れ味が悪くなったらすぐに刃を折って新しくする事も出来ないので、やはり『研ぎ』は重要になってくる訳です。しかしながら『研ぎ』も非常に奥深く、むしろ『技』な部分が大きいなぁと感じていたりします。『研屋さん』も世の中にはあるぐらいですので、やはり『研ぎ』も職人技なんだなと思います。毎回研屋さんに依頼したいのはやまやまなんですが、その度に送料やら研ぎ代やらかなりのランニングコストがかかってしまいますし、手元から革包丁が一定期間なくなるのも寂しいなぁと思うので自分で研ぐ事が多いんですが、それでもだいたい5回に1回ぐらいは研屋さんにお願いしたりしています。また、冬場の研ぎは非常に辛い部分がありまして、手が悴んでヤバいんですが、そんな事言うと「車屋さんなんて毎日洗車しているのに、それぐらいなんだ!頑張れよ!」とか言われそうなのであんまり言わないようにしようとか考えながら研いでます。

blogで大々的に言っちゃってますが、、、

とにかくLeatherSmith(革職人)にとっては必需品である革包丁は魂そのものでして、大切に扱っています。もちろん革包丁だけではなくて、他の道具も同じです。定期的にメンテナンスしてあげないとパフォーマンスも発揮出来なかったりします。

そんなこんなで特に為になるお話でもなんでもないですが、今日は革包丁をたくさん使ってお仕事したのでちょっとblogで書きたくなっちゃいました。

また明日もblogを楽しみにしていただけると嬉しいです。では、今日はこの辺で!

アトリエからは原田がお届けしました。

じゃーね。

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