2023/08/17 21:13
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
降水確率40%で雨が降らないのは逆に裏切られた気分になります。笑
さて。
今日は【BYKING】について、ちょっとお客様のお財布をお借りしてご紹介させて下さい。
僕はかれこれ22歳の頃からホントにさまざまな『革』をこの手で触れ、この眼で観てきました。これまでに出会ってきた革すべてを使ってきた訳ではありませんが、そこそこの革を使って実際に色々なモノを制作してきました。
そんな中でもやはりちょっと特別な革は『ヌメ革』だったりします。一般的に『革』と言えばこの『革』を指すと思いますが、良く言葉に出てくるのは
「革を育てる」
「革は使えば使うほど味が出る」
「唯一無二の革になる」
「自分色になる」
と、こんな具合でしょうか。
ヌメ革の事を言うとどれもこれもその通りでございます。それらをまとめて簡単に【経年変化】もしくは【aging】と言います。
今日はお客様が大切に育てているBYKINGの【KEEL】をご紹介させて下さい。
こちらです。
どちらが新品でどちらが経年変化したお財布かは観ての通りです。
非常に綺麗な飴色へ変化しています。素晴らしいですね。お客様の育てているヌメ革(サドルレザー)を観る時はいつもワクワクします。
どこまで焼けているのか。
どんなクセがついているのか。
どんなキズが付いているのか。
まさに唯一無二。
色々な背景が想像出来て作り手の僕も楽しい。思わずパシャっと写真を撮ってしまいます。笑
これからもぜひ傍らに居させてあげて下さい。
そしてここからはあまり知られていなかったりするんですが、BYKINGの意味をご説明させて下さい。
BYKINGとは『BY = 傍ら』・『KING = ユーザー』。『ユーザー様の傍らにあるモノ』と言う意味が込められております。
お財布を筆頭に革小物はどこかに出掛ける時はいつも一緒だったりしますよね。そんな『常に傍らにあるモノ』に想いを込めてこれからもしっかりとモノ作りに励んでいきます。
アトリエからは以上です。
じゃーね。