2023/05/10 21:03
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
朝一のコーヒーをホットにするかアイスにするか悩む時期ですが、やはり朝一はホット派です。
《後編》
さて。
今日は月曜日の続きのblogになります。まだ月曜日のblogを読んでない方は一つ前のblogからご覧いただけると有り難いです。
とにもかくにも1度家を出て暮らしてみたいという強い思いがあった僕は実家から少し離れた普通科の高校を受験する事になりました。受験当日はやはり緊張した事を覚えています。僕の通っていた中学からは確か8人くらいが受験したのかな?あまり覚えていませんが、おそらくそれくらいだったと思います。皆さんご経験があるとは思いますが、受験当日は見渡す限り知らない人間ばっかりで、すばらしいぐらいに孤独感が満載ですよね。特に僕の場合は同じ中学からはあまり仲の良い友達が一緒に受験していなかったので、受験日は丸一日誰とも話した記憶がありせん。笑
お昼休憩のお弁当を食べる時もかなり静かだったと記憶しています。
なんやかんやで時間は過ぎて全ての教科が終了して、僕の1年間の努力をぶつける事ができました。
「手応えはあった。」
そうなんです。この時の僕は自信に満ち溢れていました。今でもやってるのかどうか知りませんが、当時はNHKで滋賀県の公立受験問題の答え合わせが放送されていたんです。答え合わせをした僕はさらに自信が付きました。数学はあまり良くなかったと記憶しておりますが、理解、英語、社会はおそらく80点近く取っていたはずです。国語はどーだったかな?覚えてませんが、とにかく合格間違いないと疑いを持たなかった事は覚えています。
そして合格発表当日。
自分の番号を探しに高校まで行きました。
………………ない……………。
…………なんでや……………。
呆然とした僕は正直あんまりこの瞬間の事を覚えていません。
合格発表当日、僕は親父に車で高校まで送ってもらっていました。
僕…「アカンかったわ。」
親父…「ホンマか?よぉ見たか?」
僕…「ぉん、無かったわ。」
親父…「…………。」
家から高校まで車で片道40分ほどでしょうか。僕はこの瞬間に人生で忘れる事が出来ない体験をする事になります。
帰り道、しばらく無言のまま走行しているとちょっとした変化に気づき後部座席に座っていた僕はパッとルームミラーを観ると、そこには泣いている親父の顔がありました。もちろん親父は気づかれまいと必死に隠していましたが、人生で初めて観た親父の涙です。僕の感情はビックバンでも起こったかのような激しい爆発に耐えきれず目ん玉が飛び出るぐらいに涙が溢れてきた事を今でも覚えています。
自分の失敗で親父を泣かせてしまった。
それからどうしたかと言うと、僕は併願で受けていた私立の高校へ通う事になります。もちろん自宅からです。家を離れて高校に通うと言う夢は儚くも叶いませんでした。それからと言うものの僕は勉強なんて1ミリもしなくなりました。もぅホントに勉強なんてどーでもよくなってました。もちろん高校なんで赤点は免れないといけないのでテスト前にサラッとしていたぐらいです。この時に僕は『努力しても報われない』と言う事を自然と覚えたんですね。将来の事なんてろくに考えもせず遊びまくってました。
ですが、ここからが非常に面白い。
僕は高校を卒業して専門学校へ2年行き、ある人との出逢いで人生が180度変わったんです。人生が180度変わったと言うよりは考え方が変わりました。【S.H】あえてイニシャルにしますが、彼との出逢いを境に世界の広さや自分の挫折のちっぽけさを知る事になりました。【S.H】は僕より4つ年上の漢らしい男。たった4つしか変わらないのですが、彼の人生経験の豊富さには驚きを隠せませんでした。ここで彼の話をしだすと永遠と語れるのでこの辺にしておきますが、何せ僕が高校受験に落ちて無かったら彼との出逢いはきっと無かった。そう思えるようになったのも彼のおかげです。『報われない幸せ』とテーマに言わせていただきましたが、僕の場合は高校受験に失敗して正解だったと言う事です。少し深掘りすると『過去の高校受験失敗を未来で正解にした。』と言う事を言いたいだけだったりします。皆過去は変えられないと言いますが、変えられるんです。単純にそう思っちゃえばいーやん。ってなだけでね。
『報われない幸せ』は実は『報われる幸せ』になるよ。なんてめっちゃどーでもいいお話を連チャンでしちゃってごめんね。
やっぱり僕は文章能力がありません。途中から何を言いたいのかさっぱりになっちゃいました。笑
なので、ガープ中将の言葉をお借りして締めさせていただきます。
「今のナシ」
アトリエからは以上です。
じゃーね。