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2023/04/19 20:33

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。


京都市動物園の動物にはしっかり『名前』が付いてありました。


さて。

今日は【BYKINGで使用しているレザー(サドルレザー、ナチュラル)のオススメの使い始め方】と言うテーマでお話させて下さい。

BYKINGの定番皮革として使用しているレザーの種類は現在、サドルレザーのみになりますが、ナチュラル・ブラック・マスタードの3色をご用意させていただいております。その中でもナチュラルがいわゆる皆さんがご想像する【ヌメ革】でございます。「使えば使うほど味が出てくる」と良く言われる革ですね。これはホントにその通りでして、使い始めは『ほぼ白』に近い色味をしております。そして使用するにつれて色味に深みや光沢が増していき、アメ色へと経年変化していくんですね。アメ色に変化するまでには人それぞれの使い方によって当然違いが出てきます。元より原皮となる牛も一頭一頭違う訳ですから経年変化の違いも出てきて当然だったりするんですよね。

しかしながらナチュラルの革は先程も言ったように使い始めの新品の時はほぼ白に近い色味ですので、当然『汚れやキズ』は付きやすい状態でございます。汚れやキズが付きやすくと言うよりは目立ちやすいと言った方が正しいかもしれません。

そんなナチュラル革をこよなく愛するleather loverの方にぜひオススメの使い始め方をご紹介させて下さい。もしかすると前にもblogかインスタなどでご説明したかもしれませんが、今日は分かりやすく画像をアップ致します。




画像の上が【Rudder】ショートウォレット

画像の下が【Tiller】ミドルウォレット


ひと目で分かるかなと思いますが、上のRudderの方がすこ〜し茶色く変化しているのが分かるかと思います。実は使い始めて『2日目』でございます。そしてTillerはまだ使い始めてもいない新品です。

「え?2日使うだけでこんなに変化するの?」

と、ちょっと思った方もおられると思いますが、ホントに使い始めて2日目です。笑

これにはちょっと理由がありまして………。「そりゃそーだろ!早く教えろ!」と言う声が届きそうなので早速ご説明します。

ナチュラルの革はホントに【素】そのものでございます。分かりやすく言うと【木】で言う所の【無垢】でございます。なんの化粧もしていない【すっぴん】と言う事ですね。ワイルドにこのままご使用されても問題は無いのですが、先程も説明させていただいた通り、やっぱりちょっと汚れや傷が目立ちやすくなってるんですよね。なので使い始める前に【日向ぼっこ】をさせてあげるんです。簡単に言うと【日焼け】をさせてあげて下さい。陽の当たる窓辺などでも大丈夫ですし、直接外でもかまいません。しかし影が当たるとその部分だけ日焼けしないので、カーテンや陽の登る時間帯での影などは注意が必要です。雨の日はダメですよ!濡らさないで下さいね。先程の画像のRudderは使い始める前に3日間、晴れの日に外でだいたい23時間日向ぼっこさせてあげました。肉眼でも分かるぐらいに茶色く変化したので使い始めたと言う事ですね。軽い日焼けをさせてあげる事によって革の油分が全体的に滲み出て膜をはってくれるので汚れも目立ちにくくなります。プラス経年変化も味わえるので物凄く一石二鳥な使い方ではあると思うのでホントにオススメです!その後はガンガン使ってあげていただければ良いかなと思います。まだこのような使い方をした事が無いと言う方はぜひお試しください。

「買う前に焼いといて〜!」とかはご勘弁ください。笑

そしてご自慢の経年変化をぜひ僕にも見せてください!

アトリエからは以上です。

じゃーね。