2023/03/29 20:44
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
井上尚弥選手の世界戦が7/25に決定して、少しホッとしました。
さて。
今日はBYKING・BYKINGclassicともに展開しているお財布【KEEL】の深掘りをしたいと思います。
と、言ってもKEELのディテールに分けて詳しく説明するだけだったりしますが…。
早速いきましょう!
まずはサイズです。縦→100、横→190、幅35となります。
※幅に関しては使用前は革のハリや素材によって少し膨らんだ状態になります。
ロングウォレットではごく一般的な大きさだと思います。ダブルホック式となっているのでフラップ部分が一般的なお財布に比べて少し分厚く感じる方もおられるかも知れませんね。しかし、ウォレット自体をダブルホックがしっかりと留めてくれるので非常に重要な役割がございます。また、使用していくにつれてウォレットのフラップ部分にホックの『アタリ』が出てきて、革のクッタリとした経年変化をお愉しみいただけます。
次に内装になります。
KEELはBYKING・BYKINGclassicともに展開しているウォレットですが、内装は少し違いがあります。下記に違いについてまとめてみました。
BYKING『KEEL』
・コインケース…マチなし
・コインケース横ポケット…小ポケット
BYKINGclassic『KEEL』
・コインケース…片マチ
・コインケース横ポケット…大ポケット
内装の違いはこんな感じです。では、細かく説明させてください。まずはコインケースから。今回はBYKINGclassicのブライドルレザーを使用したKEELでのご説明となりますので、コインケースは片マチ使用です。コインの取り出しがスムーズに出来ますね。また、ジッパーはYKKか誇る最高級ジッパー『エクセラ』を使用しております。非常にスムーズな開閉が出来ます。また、コインケース横のポケットは大ポケットとなるので、普段から良く使うカードや社員証、運転免許証などの収納が可能となっております。大ポケットなのでメモやレシートの収納にもご利用いただけます。
次にカードケースです。KEELはお財布全体を一眼で分かりやすく観れるように大きなマチでの構造となっており、コインケースを中心に両サイドは大きなポケットのようになっております。左右それぞれに独立して6枚のカードが収納加納となっております。つまり左右で12枚のカードが収納出来ます。
※ここで作り手からの『カードの収納』について少しご説明させて下さい。よくカードケースについてご質問される事があるのが
「カードが全然入らないから困っている。」
と言う質問です。この時にパッと使用されているお財布を見せてくれるのですが、束のようなカードやポイントカードを出されるんですね。正直に申し上げさせていただきます。
「入れ過ぎ。」でございます。世の中にあるお財布はドラえもんの4次元ポケットとは違います。それぞれのお財布には決まって容量がございます。もう少し具体的に言うと、カードケースで『10枚の収納機能』があるお財布は『10枚までのカードの収納が可能』と言う事です。つまり11枚や12枚のカードは1枚余ったり2枚余ったりすると言う事です。車で説明すると分かりやすいかもしれませんね。5人乗りの車に6人も7人も乗れないですよね。お財布も同じで『その財布の適量』を収納すると言う事です。もし、20枚、30枚ものカードを収納する必要がある場合は『20枚、30枚収納できるお財布を持つ』事をオススメ致します。
上記のご説明をふまえて、うちで展開しているお財布での最大容量を持つお財布は今回ご説明させていただいているKEELになりますので、カードの容量は12枚となります。ただし、もちろん他にもポケットがございますので多少のカードやポイントカードなどの収納は出来るようになっております。
こちらがフリーポケットになります。まずは左右のカードケース裏にそれぞれ1つずつ。
そしてコインケース横。
さらにお財布の裏側に1つ。
もちろんお財布の使い方は人それぞれでございますので、あくまでも作り手の考え方としてご参考になればなぁと思います。
本革は魅力的な素材ですが、使えば使うほどに馴染みが出てきます。カードケースも例外ではなく、カード1箇所の収納に2枚も3枚も重ねて収納していると必要以上に革が伸びてしまいますのでその部分の劣化につながってしまいます。もしもカードが溢れて困っている方がおられましたら是非一度整理してみて下さい。きっと「このカードいるのか?いや、いらないな。」となるカードも出てくると思います。その上で『自分に必要な容量のお財布』をぜひお探し下さい。
アトリエからは以上です。
じゃーね。