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2022/12/25 20:21

おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。


朝一のホットコーヒーの美味しさに感動する原田です。ほんとにホットします。


さて、今日はかなりピンポイントな部分のお話をさせてください。

ブーツのソール交換、カスタムでのお話になりますが、特にエンジニアブーツ(レッドウィング)に多く見られる事なんですが、実はレッドウィングのエンジニアブーツのヒール部分は『釘』が刺さっているんですね。「そんな事は知ってるよ。」と思われる方がほとんどだと思います。しかしブーツの種類やブランドの違いで使われている釘もさまざまだったりします。もちろん打たれている数も違ってきます。さて、肝心のレッドウィングはどうかと言いますと、ヒールのトップリフトからブーツの中底を貫通するまでの長〜い釘が打たれております。今日はこの『長〜い釘』に対してのお話です。これね。





ヒール剥がしと言う道具を使ってヒールをブーツから剥がしていくんですけど、これが、「めっちゃめちゃ固い」んです。ほんとにびっくりするぐらいの固さです。もちろんヒール剥がしでトップリフトの端を摘みながらテコの原理で剥がしていくんですが、これがほんとに大変で仕方がない。僕はあまり力が無いので余計に大変だったりするんですが、それにしても固い。五寸釘でも打ってあるのか?と感じるほどやばいんです。文章で伝わるかどうか分かりませんが、僕の場合は冬場にも関わらず額から汗が垂れてくるぐらいの格闘ぶりだったりします。これを一日に何足やるの?と考えたらゾッとするんですが、力の限界まで頑張ります。そのうち握力が無くなっちゃうんですが仕方がない。僕の場合はブーツのばらし作業が終わればソール交換の8割は完了した。と言ってもいいぐらいの山場だったりする訳です。毎回レッドウィングのエンジニアブーツのヒールには悩まされているんですが、この前ちょっと思った事があるのでここでご紹介させてください。

「こんなヤバい力作業やったら女の人出来ひんやん。……………。そーいえば僕の知っている限り女性でガッツリとワークブーツのソール交換をやっている人観た事がないなぁ。」

そーなんです。そーいえばブーツのソール交換やカスタムをやられている業者様で女性の方を観た事が無いんですね。店頭に立って接客をされている所は何店舗か観た事はありますが。

あくまで僕の知っている限りです。

他にもリウェルトなど力のいる作業もあったりするのでやはり物理的に難しいのかなぁとぼんやり思っていたりします。もしかすると他に理由があったりもするのかなと考えているのでご存知の方がいればぜひ教えてください。男女平等の社会とはよく言いますが、何もこの仕事に限った事ではないですね。

皆さん、今日も一日お疲れ様でした。また明日も頑張りましょう!

アトリエからは以上です。

じゃーね。