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2022/10/29 20:34


おはようございます。

こんにちは。

こんばんは。


コーヒーは微糖派だったんですが、最近完全にブラックが定着して、「大人になれた」と勝手に喜んでいる原田です。


さて、今日は『怪我』のお話です。痛いですよね。気にならない怪我もあれば数日間痛みが取れない怪我もあります。もちろん怪我の種類もたくさんある中で、今回は剃り傷にフォーカスを当ててお話させてください。

僕は子供の頃は無邪気でわんぱくで下品で生意気な小僧でした。外で遊ぶ事が好きでほんとによく怪我をしたもんです。もう全身に切り傷や剃り傷はつきものでしたが、特によく怪我をした部位はどこだと言われるとダントツで【膝】です。運動場や体育館、登下校中の道路などほんとにたくさん膝を擦り剥きました。一生キズなんて身体中にあると思います。

さて、上記の話をふまえて聴いて欲しいのですが、人間が成長する過程の中で一生キズがあるように動物にも同じ事が言えますよね。大自然の中で、あるいは飼育、養殖の中で育った動物も【生きる】訳ですから身体にキズは付きます。転んだ時やケンカしたとき、あるいは木や岩などにぶつかったりなどさまざまな環境下で身体にはキズ後が残ります。AtelierBYKINGでは天然皮革を使用していますので当然キズ後やシワがある皮革を使って商品を作っております。近年の加工技術によって小さなキズ後やシワ、トラなどは分かりにくくなってきていますが、それでも全てを消せるわけではございません。

これまでに皮革を何百、何千枚と観てきましたが、キズやシワやトラが無い皮革は一度も観た事がありません。

つまり、キズやシワやトラが無い皮革は存在しないと言えます。

あくまで天然皮革のお話です。

しかしながらいざ商品を作るとなるとキズやシワやトラを意識せずに作る事はいたしません。さすがに永くお使いいただけるようにとか、気に入っていただけるようにとか、喜んでいただけるようにとか、ブランド名BYKINGの意味でもある『BY=傍ら、KING=ユーザーさま』つまり、『ユーザーさまの傍らにあるモノ』を意識して制作していますので、皮革全体を目視して確認しながらパーツ取りをします。商品が完成したのは良いが一生キズがあるために作っただけになる商品にはしたくありません。何度も繰り返し言っちゃいますが、天然皮革にはキズやシワ、トラが必ずあります。LeatherSmith(革職人)が厳選して制作していますが、たまにキズがある事もございます。ご容赦ください。


少し簡単にまとめると、今日のお話は人間にも動物にも一生キズはあるんだよ。仕方のない事だけど、LeatherSmith(革職人)は皮革を素材として商品を生み出すのでしっかりと厳選して作ってるよ。でもたまにキズが入る事もあるからね。ご理解ください。


と言う事をちょっとだけ感慨深くお話させていただきました。最後まで読んでいただいてありがとうございました^ ^

また明日も楽しみにしてくれると嬉しいです。

アトリエからは以上です。

じゃーね。