2022/10/10 19:43

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
最近ブーツのソール交換を本格的にスタートしてるんですが、ブーツの『バラシ作業』がマジで力作業なので ソール交換+筋トレ をセットで始めようとしている原田です。
少し前にざっくりとお店兼工房、そして展開しているレザーブランドのご紹介をさせていただきました。
今日は【なぜいきなりそんな事を始めたの?】をお題としてお届け出来ればなと思います。
これから何かを始めようとしている方、環境を変えようと考えている方、あるいは始めたいけどちょっと恐いと思っている方などにほんの少しだけ、鼻糞ぐらいのお役にしか立てないかもしれないですが、僕はこんな事を思って始めたよ!と言う事を知っていただければなと思います。
さて、革職人の道を歩み始めたきっかけって何なの?と言われれば答えは1つです。
『欲しいお財布が無かった』
だったら作ってみよう。
これがきっかけです。
幼い頃からモノ作りが好きな方でして、小学生の頃は図工はもちろん、休みの日は森に足を運んで友達と秘密基地なるモノを作る事が好きでした。
手先はわりと器用な方なので、出来るだろうと思って大阪の東急ハンズまで行ってレザークラフトセットみたいな箱を買って作り始めました。
そしたらですね、思っているお財布が『出来なかった』んですね。
※この時の『出来なかった』が今思うと僕を革職人への道に引きずり込んだんだと確信しております。
舐めていた訳では無かったんですが、出来るだろうと疑いを持っていなかった当時の僕なわけですから非常に悔しくてですね、本屋さんに通って立読みを繰り返して勉強しました。この頃にはもう『会社を辞めて独立する』と腹に決めていたのかもしれません。
若干23歳のクソ生意気なガキがその時に考えていた事なんて回りの同世代の方たちとさほど変わりないと思います。
オレなら出来る
カッコ良く生きていきたい
人と違う事をして生きていきたい
目立ちたい
お金持ちになりたい
1番になりたい
……
と、まぁこんな事しか考えてないんですよ。実際。
現実を知らない若者はこんなもんだと今でも思います。
逆にこの頃に将来の年収が〜とか、必要経費が〜とか、マジで1ミリも考えていなかった。
※後にこういう事も重要なんだと知るんですが、遅すぎたりもします。笑
そして、気が付けば会社を退職して無法地帯に飛び込んでおりました。清々しい気持ちでしたね。
そんな気持ちとは裏腹に周りからは僕の事を応援してくれる声や心配してくれる声をたくさんいただきました。
どーもないの?
出来るの?
どーせ無理やで!
絶対無理やで!
お前が?
へぇ〜、そーなんや。
やめときー!本気ちゃうやろ?
まぁ、がんばりーやー。
……
こんな感じの声が9割です。残りの1割は
お!マジか!出来るよ!
応援するわ!
ほな僕にも作ってよ!
お互い頑張ろうな!
……
こんな感じです。
当然23歳の僕には後者の1割の声が素直に嬉しく感じた。そりゃそーです。見えない握手をしてるような感覚です。
でもね、
9割の声をもらった僕はどーだったかと言うとね、当時こんな事を心の中で叫んでました。
※ここからは僕の当時の心の声です。
ボケ!
アホが!
うっさいわ!
なんじゃ、こら!
クソが!
お前らなんて嫌いじゃ!
忘れへんからな!
やらなわからんやろが!
見とけよ!
黙らしたる!
と、こんな感じです。
口が悪くて申し訳ございません。でもね、本当に思ってた事を素直に言う事が1番ご理解いただけると思ってるので、ちょっとだけお付き合い下さい。
今もこの時にいただいた9割の声は覚えていて、これが原動力になってるんだなと感じています。どちらかと言うと1割の声はほとんど覚えていなかったりもします。ごめんなさい。でもほんと感謝しています。
人はそれぞれだと思うのでさまざまな物事に『答え』なんて物は無いのかも知れないけど、今も僕が頑張れている1つのガソリンとしてこの頃の9割の声があるのは確実です。
少なからず何かのご商売を始める方々や夢を追いかけてる方々は悔しい思いをしてると勝手に思っています。
そんな感じの気持ちを胸に抱きながら毎日トンカントンカン『自分のお財布』を作るんですね。
納得のいくお財布が出来るまで8ヶ月はかかったかな。
でも、出来たんです。
この時はもっと上手くなりたい、これでお金を稼いで食べていきたい、やってやる!!
こんな想いでいっぱいでした。
ここから大きく船出して行くわけですが、現実をたくさん経験させていただきました。そんなに甘くないんだなと。やめてやろうかと思う事もありました。正直にね。たまに辞めるなんて思った事一度も無い!なんて口に出して言ってる人をみかけますが、僕は嘘つけ!と思っています。笑
※あくまで僕が思っているだけなので、ほんとに辞めるなんて思った事ない方は全力で無視してください。
でもね、
今でも続けてます。辞めないよ。
幸い生涯を共にするパートナーにも恵まれてこの世の中に家族という存在を誕生させる事が出来ました。
これからもしっかりとモノ造りという大海原を航海していきますよ!
という感じでね、
【なぜいきなりそんな事を始めたの?】をお題としてお話させていただきましたが、答えとしては
【欲しいお財布が無かったからつくっちゃえ!と思って作り始めてこれで食べて行くんだと決めたらあまり肯定されなくて意地になって歩きだした】という事です。そこから【たくさんの人に僕の造った革小物を届けていきたい】となるわけです。
時折当時の僕の心境も交えながら今回のブログでお届けさせてもらいました。
胸糞悪い気分になられた方もおられるかと思いますが、やっぱりね、こんな感じがスタートだったよ!っていう事を正直にここでご紹介する事が良いかなと思いました。
まだまだちっぽけな僕ですが、応援してくれると嬉しいです。
お付き合いありがとうございました。
アトリエからは原田がお届けしました。
じゃーね!
