2022/10/08 20:08
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
数年ぶりにBONJOVIのLivi'n On A Prayerを聴いて「……最高やなぁ〜。」と朝イチの車の中で1人で呟いてしまっている原田です。
さて、今日は昨日の続きになります。
『情報って不思議だな』というなんともよくわからないお話の後編になります。
・後編・
東急ハンズの店員さんにプリントアウトしてもらった紙を見ながら無事にですね、大阪の大国町にある革屋さんに着く事が出来ました。
※もちろん、道に迷ったのでそのへんはご安心ください。
パッと見はですね、そこまで大きなお店ではない印象だったんですが、入ったらすぐにレザークラフトの道具や本がミッチリビッシリ陳列されていました。でも肝心の革が見当たらなかったんです。
「…あれ?革は?」
そうなんです。
僕は革を買いに来ているのでかなり焦りました。
ここまで来て諦めるわけにはいかないので、今回も本能的に店員さんに聞いたんですね。
僕…「あのぅ、すみません。革ってありますか?」
店員A…「はい!もちろんございますよ。…こちらです。」
レジの横に隣の部屋に入れる場所がありました。そこに案内してくださって、入ったら………。
僕…「!!!!!。ぅわっ!!すげぇっ!!」

こんな感じで天井から床までの棚にビッシリとロール状の革が保管されておりました。
パッと見はそこまで大きなお店ではなかったのですが、奥には隣のテナントに繋がる部分がありました。テナント2つ分って事ですね。
店員A…「笑!ここからはこちらの方がご担当させていただきます。」
店員B…「こんにちは。どんな皮革をお探しですか?」
僕…「え?いや、あの…。めっちゃ革あるじゃないですか!!笑」
店員B…「革屋ですから。笑」
革が収納されている部屋も合わせれば大きなお店でした。なによりもロール状の皮革で埋め尽くされている棚に目を輝かせた事は忘れる事が出来ません。視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感で感じた嬉しさは幸せそのものでした。
※さすがに味覚はないやろ!と思われた方、正解です。笑
少し大袈裟に言わせてください。
やっと出会えた!!
めっちゃ嬉しい!!
僕…「実は自分で財布を作りたくて。」
店員B…「なるほど!良いですねー!革がお好きなんですか?」
僕…「そうですね!ハイブランドのようなお財布はあまり興味がなくて…。出来れば経年変化するようなお財布を作ってみたくて。」
※後にハイブランドの凄さを見に染みて感じる事はこの頃はわかっておりませんでした。
店員B…「わかりました。ちなみに皮革の事はどこまでご存知ですか?」
僕…「いや、全く知らないです。ただ革は経年変化する。という事ぐらいしか…。」
店員B…「了解しました。では、いろいろ皮革についてもご説明しながらお好みの物をお探しいただいて……。ちなみにお時間は大丈夫ですか??」
僕…「はい!全然大丈夫です。ありがとうございます!!」
と、まぁこんな感じでほんとにご親切にあれやこれやと皮革についてご説明してくださって、約2時間ぐらいそれは充実した時間を過ごした記憶がございます。
そして、お目当ての皮革を購入する事が出来ました。ほんとにでっかぁい革(半裁)なので後日送って下さる事になりました。
※皮革はそれぞれ厚みがありまして、お財布を造る時は原厚から『漉き加工』を業者さんに依頼してミリ単位で調整する必要があります。[例えば、お財布の表は3mm厚、カードケースは1mm、コインケースは1.5mmみたいに調整する必要がある。]
それらのご説明を受けた後に自分なりに考えて『漉き加工』をお願いして皮革が届くのを待ちました。
もちろん天然皮革になるので動物の部位によっても繊維の流れ方やシワやトラの入り方、革として強い部分や弱い部分もしっかりあって、それらを数多の経験からどのパーツへと導くのかを適切に判断する必要があります。
これは本当に重要な事で、今でも経験を積み重ねて学んでるところです。正直にね。
だって『人』と一緒で『革』も同じ個体は存在しないんですから。そんなに簡単な判断は毎回出来ないんですよね。
そしてそして皮革が家に届くやいなやすぐに制作に入る事は言うまでもありませんね。
と、まぁこんな感じでのブログになったんですが、何を言いたいかと言いますと『行動すると情報が入ってくる』という事だったりします。ものすごく当たり前の事のように聴こえるかもしれませんが、僕はほんとに大切な事だと思ったのでブログで僕なりの考えをお話できればなぁと思いました。
趣味って基本的に自分の好きな事だったりしますよね。となると自ら趣味に近づいて知らず知らずのうちに『趣味を知る』ことになっていきますよね。すると自然と自分の趣味と共感する人とコミュニケーションをとって盛り上がっちゃったりして趣味仲間が出来てその和が広がったりする。
僕の好きなギターリストの言葉でこんな言葉があります。
「ギターリストの元にはギターが集まってくる」
つまり、そういう事です!
これを自然に無意識に人は行っているものだと思いますが、あえて意識的にやるとなるとすごく実感が湧いてきて『やってる感
』に浸る事ができて『結果』を感じる事ができて楽しいよ。
と、いう事をわざわざ前編・後編でお届けさせていただきました。
なんか生意気だな!笑
ま、エンジン全開でブログを書いてるのでそのへんはご容赦ください。
※ブログが進みすぎて前編・後編に分けただけだったりします。
では、今日も一日お疲れ様でした。また明日もよろしくお願いします。
アトリエからは原田がお届けしました。
じゃーね。